どんな実店舗ビジネスでもオンラインビジネスにすることはできるの?

2019年末から始まったコロナ禍を境にして、営業が厳しくなってきた実店舗が増えてきました。

コロナ規制が収まった今でも、立ち直れていない実店舗も多くあり、中には「閉店」を余儀なくされた店舗も数多くあります。

さて、実店舗での営業が難しくなると、「廃業」という選択肢しかなくなってくるのでしょうか?

それとも、ここ数年多くの事業家が展開している「オンラインビジネス」に形態を変えて、生き残ることは可能なのでしょうか。

本記事では、実際にどんな実店舗ビジネスでもオンラインビジネス化が可能であるのか?また可能なのであれば、その理由や具体的な手法について探っていきたいと思います。

施術を行う実店舗ビジネスでのオンライン化は可能なのか?

では、一番オンライン化が難しそうに感じられる「施術を行う実店舗ビジネス」について考えてみましょう。

マッサージやエステサロンなど、実際に体に触れて施術を行う実店舗ビジネス。しかし、コロナ禍で他の人に体を触られることへの嫌悪感などから、客足が遠のいたお店はたくさんあります。

実際、患部を刺激してのマッサージやリンパを流すなどの施術をするのですから、「オンラインでそれをどうやってやるの?」という疑問がわくのも当然です。

では、どのような方法でオンライン化をするといいのでしょうか?

そこで実店舗オーナーに実際に聞いてみました。

実店舗オーナーが何気なく言った言葉にオンライン化のヒントがあった

実は、私はものすごく体中がこっていて定期的なマッサージやエステなどが欠かせません。

施術をしてもらわないと、肩や腰、はたまた股関節や臀部まで痛くなってしまいます。

そこで、通っているエステのオーナーにどうしたらいいのか聞いてみました。

すると

「家でのセルフケアをしっかりすること!これを習慣化しないと体を正常な状態に戻すことはできませんよ」

と、当たり前のようにおっしゃいました。

これ、これですよ!何気なく言ったこの言葉、これこそが店舗に来なくても施術できる最高の方法だったのです!しかもそのオーナーさんはこの言葉がオンライン化にできる最大のヒントだと言うことに全く気が付いていましせんでした。

しかし、施術のオンライン化は、この「家でのセルフケア」をオンラインで教えれば簡単に作れるのです。

例えば

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  1. オンライン会員を募り、会費を払って申込した人に公式LINEの登録をお願いする
  2.  週に1度か2週間に1度、セルフケア動画を送って実際に家でやってもらう
  3. お客様がセルフケアをしている状況の動画を撮ってもらい、公式LINEで報告をする
  4. その施術が正しく行われているかチェックをし、アドバイスを行う
  5. 2ヶ月に1度、姿勢チェックを行う
  6. 月に1度、オンラインでのLIVE講習会を行う

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というようなプログラムを作ったとしたらいかがでしょうか?

実際に家でセルフケアする必要性について、こりのひどい人ほど知っています。ではなぜ、知っているにも関わらず、セルフケアをしないのでしょうか?

それは、

「一人でセルフケアを続けていくこと自体が難しいから」

実際、必要であるとわかっていても気が付いたらやってなかった。というパターンが多いのが現実です。

ならば、「正しく続けていく」ことについてオンラインでサポートしてあげればいいのです。

飲食店であってもオンライン化は可能

オンラインデリバリーやモバイルオーダー、材料を家に届けて動画レシピを配信するオンライン料理教室など、飲食店であってもオンライン化は可能です。

全ての業務をオンラインにしようとするのではなく、オンライン化できる部分を考えてみる、という発想の転換が必要です。

デジタル・トランスフォーメーション(DX)と呼ばれるデジタルによる改革では、店舗運営にAIなどのデジタル技術を導入してビジネスを大きく変える取り組みが行われています。

例えば、「オーダーをタッチパネルにする」とか「在庫が一目で確認できるシステム導入」「セルフレジ」「配膳ロボット」などお客様に来店していただきながらオンライン化している店舗多く見かけます。

店舗DXを進めていくことは、非接触を求めるようになった顧客のニーズに応えることにもなります。

お客様が何を望んでいるか。そこに答えがあるのではないでしょうか。

お店ごとバーチャルショップにするオンラインビジネス

洋服屋さんや靴屋さんなど、今まで「試着しないと買えない」と思い込んでいた店舗でも、AIを使った計測方法を取り入れることで、バーチャルショップ化することも可能な時代となりました。

バーチャルショップはECショップとは違い、仮想空間の中で店員さんと会話しながら「実店舗」さながらの買い物が楽しめるというオンラインビジネスです。

バーチャルショップにすることで、お客さまは家にいながら非接触であるにもかかわらず実際のショッピングのようなやり取りも楽しめ、お店側も店舗を構えずに(賃料を払わずに)ビジネスが出来る。

つまり、個人での店舗展開が簡単になった!ということでもあるのです。しかも、出来るだけ人と接触せずに家に居ながらにして買い物をしたいお客さまと、少ない資金で店舗をオープンさせたい起業家さんとwin-winの関係を築き上げることもできてしまいます。

まとめ

実店舗であっても発想の転換で自宅からオンラインビジネス化が行えます。

しかも、それはコロナ禍を経験し、外に出ないで家で全てをすませたい、非接触で買い物をしたい、というお客様のニーズにも合致している、つまりお店側もお客様側にもハッピーな展開を作り出せるということ。

店舗営業も展開しながらオンライン化を取り入れる、バーチャルショップにして全てをオンラインビジネス化してしまう。お店のやり方は様々です。

時代の波に乗り、お客様のニーズに沿って行くこと。それがビジネスの神髄なのではないでしょうか。

そうはいっても、オンラインビジネス構築のノウハウをわからないでオンライン化してもうまくいくわけはありません。

ですからしっかりとオンライン化について学ぶ必要があります。

それには、多くの実店舗経営者がオンライン化で成功した事例を持つ、「オンラインビジネススクール『Zoom集客®の学校』でオンラインビジネスのノウハウを学ぶことをお勧めします。

実店舗からオンライン化の実績も多数あるオンラインビジネススクール『Zoom集客®の学校』は私もお世話になっています。私の感じるスクールについて書いている記事は下記からどうぞ。

【Zoom集客の学校 評判について】お友達のかわりにセミナーに参加したら

『Zoom集客®の学校』の運営会社『日本現実化戦略研究所(まる現®)』と、久家邦彦さんについては下記に書いていますので参考にして下さいね。

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