介護をしながら仕事をする
近年、高齢化社会の進展に伴い、介護をしながら仕事をするという人も増えています。
しかし、介護と仕事を両立することは、非常に大変なことです。
介護の負担があるため、時間的にも精神的にも厳しい状況に陥ることがあります。
総務省の「就業構造基本調査」によると、家族介護と仕事をしている人は、女性が1,372,000人、男性が1,027,000人であり、雇用者総数に占める割合は、女性が5.5%、男性が3.3%となっています。
また、年齢が上がるにつれて、介護と仕事を両立している人の割合が増え、50歳を超えると急激に増えます。
家族介護が原因で仕事を辞めなければならないことを「介護離職」といい、年間約10万人が介護離職していると言われています。
そのうち約7割が女性であり、介護離職する理由として最も多いのが、「仕事と介護の両立が難しいため」です。
そこで、今回は介護をしながら仕事をする際に役立つ方法についてご紹介します。
フレキシブルな労働時間を求める
可能であれば、フレキシブルな労働時間を求めて、介護と仕事の両方に時間を割り当てることができるようにします。
例えば、出勤時間を遅らせたり、早めたり、一定の時間を自由に使うことができる柔軟な勤務形態を採用することができます。これにより、介護が必要な時間に対応することができます。
介護制度を利用する
介護離職を防ぐために、国は「育児・介護休業法」を制定しています。
その他にも給付金などの制度を設けて、介護休業を取得しやすくしています。
それでは、家族介護の負担を軽減しやすい制度の一部をご紹介します。
介護休暇
介護休暇とは、介護を必要とする家族1名につき、年間5日の休暇を取得できる制度です。雇用期間が6か月以上の労働者が対象です。
介護休業
介護休業とは、2ヵ月以上の長い期間の介護を必要とする家族がいる場合に、最大93日の休暇を取得できる制度で、分割で取得することもできます。雇用期間が1年以上の労働が対象です。
介護休業給付
介護休業を取得している間、収入がなくなることを補助するために、介護休業給付が設けられています。同じ介護対象者に対して介護休業給付金を利用できるのは原則1回です。
リモートワークをする
リモートワークをすることで、介護と仕事を両立することができます。
自宅から仕事をすることで、介護の必要な時間に合わせて働くことができます。しかも、通勤時間が不要になるため、時間的余裕が生まれる場合もあります。
サポートを求める
家族や友人など、サポートを求めることが大切です。
介護の時間にお世話をしてくれる人を見つけることができれば、仕事に専念することができます。
介護は1人で行うことができるものではありません。
家族や友人、地域のボランティアなど、周りの人たちに協力してもらうことが大切です。
オンラインサポートグループに参加する
オンラインサポートグループに参加することで、同じような状況にいる人々と情報交換をすることができます。
彼らからアドバイスをもらうことができるかもしれません。また、ストレス発散にもなります。
優先順位を決める
どちらが優先かを決めておくことが大切です。
時には、仕事よりも介護を優先する必要があるかもしれません。
しかし、仕事も重要です。仕事ができるだけ効率的にこなすように心がけましょう。タスクを整理し、時間管理をすることが役立ちます。
ストレスを軽減する
介護と仕事の両立はストレスを引き起こすことがあります。
ストレスを軽減するために、リラックスしたり、時間をとって休息したりすることが大切です。
また、介護と仕事の切り替え時間をもつこともストレスを軽減する方法の1つです。
まとめ
介護と仕事を両立することは、大変なことです。
自分自身の健康を大切に、自分の時間を作ることも大切です。
介護と仕事のバランスを取りながら、充実した日々を送りましょう。
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